WADA-DEV(7) $ /ja/blog/blog-axis-curious-driven-tester/

NAME

blog-axis-curious-driven-tester

SYNOPSIS

topic 縛りの blog 運営に何度も失敗したので、軸を topic ではなく process に置き直した。9 ヶ月で 4 記事しか出なかった原因と、気まぐれを load-bearing にする戦略変更の話。

DESCRIPTION

はじめに

過去 9 ヶ月で blog 記事を 4 本しか出せませんでした。理由を観測事実から逆算したら、topic で縛ろうとしていたことが原因だった。だから topic thread ではなく process thread で書く ── つまりブログの軸を「何かを試す人」に置き直すことにした、という話です。

4 記事は topic ではばらばらだった

私が書いた過去 4 記事は次のようなラインナップです。

  • AWK→Haskell pipeline(言語実験)
  • Astro でブログ始めました(meta)
  • GhostBSD(OS 試用記)
  • git worktree なしで Claude Code 並列開発(workflow tip)

topic で見るとばらばら(言語 / meta / OS / AI workflow)。「shell+FP の人」「Claude Code エキスパート」「BSD/Linux 探究者」など、どの軸を取ろうとしても 1 軸では足りなかった。だから書こうとするたびに「この topic は俺の軸と合うか?」と悩み、結局書かない、というパターンを繰り返してきました。

topic thread ではなく process thread で書く

観測事実を逆方向から見ると、4 記事には共通点があります。「気になって試した → 書いた」 という process では全く同じ形をしている。

topic thread と process thread を並べると違いがはっきりします。

topic threadprocess thread
何を thread にするか何について書くかどう生きているか
audiencetopic 周辺personality 周辺
SEO / 権威構築強い弱い
気まぐれとの整合矛盾内包可能
先例専門ブログ全般@simonw / @karpathy / @levelsio

私は気まぐれな性格で、興味があるときは全力で動けるが、矯正されるとやる気を失う。これは欠点ではなく load-bearing な制約で、grain と一致しない戦略は中長期で必ず失敗する。だから topic thread を採れば必ず止まる。

process thread で identity を再定義すると一発で決まります。

好奇心駆動でモノを試す developer

試す対象は流動して構わない(それが thread)。評価軸も「topic が一貫しているか」ではなく「試した過程の正直さ」に切り替わります。

実運用に落とす

  • 記事ごとに topic が違っても問題なし。今週ハマっているものを 1 記事化する
  • 試してみてうまくいかなかったケースも書く(process thread では「失敗 → 学び」も同じ thread に乗る)
  • SEO 権威構築ではなく personality / voice を thread にする
  • 矯正前提の Phase(「週 2 記事を投下」など)は採用しない

注意点・ハマりどころ

  • 「気まぐれを直して継続力をつける」は最初からルートを誤っている。性格特性の矯正には膨大なエネルギーが要る上に、矯正後の自分が “本人” であり続ける保証も無い
  • 「効率」より先に「自分の grain で続くか」を見る。続かない戦略は採用してはいけない(採用した時点で失敗が確定する)
  • Zettelkasten の original purpose は「出力」。permanent note を蓄積することは出力を支える 手段 であって、それ自身を目的にすると本末転倒。9 ヶ月 4 記事の cadence 問題は「蓄積は機能しているが出力が止まっている」結果として説明できる

結果

  • 「この topic は軸に合うか」で書く前に止まる、というパターンが消えた
  • 既存 4 記事を「失敗」ではなく「既に identity を体現していた素材」として扱えるようになった
  • このブログ自体が、process thread の最初の検証材料になる

まとめ

  • 過去 4 記事は topic ではばらばらだが process では coherent していた
  • 軸を topic ではなく process(「何かを試す人」)に置き直す
  • 気まぐれを load-bearing にし、矯正前提の戦略は採用しない
  • Zettelkasten の目的は出力。蓄積は手段であって目的ではない

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ブログ運営 · Zettelkasten · 個人開発

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